お神酒の話②日本酒の起源

神聖な酒


奈良県奈良市 正暦寺(しょうりゃくじ)。

「日本清酒発祥之地」の碑が建ちます。

お神酒として使われる日本酒。

しかし、実はその起源はよく分かっていません

卑弥呼で知られる【魏志倭人伝】には

日本人が喪にあたってお酒を飲む習慣があり

巫女がお酒を作っていたと記録があります

ただ、このお酒は原料がなんであったかわかっていません。

奈良時代の持統天皇の浄見原律令には「造酒司」としるされ

同時期の「風土記」に

噛み砕いた米と水をあわせ酒を作ったとあり

この頃には、確立されていました。

それより古くは、応神天皇(西暦200-300年)ころには

麹による造酒方法があり、神代の時代にはあったと考えられます

神様の時代(上代)より宗教的に用いられていましたお酒。

日本酒を奉納し下されたり

意味というのは

「人が神に捧げる最高のもてなしの品」という意味がありました。

その理由は

お米が重要視されることになったからです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました