悲運の母神 伊耶那美命

神道

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伊耶那美命
神格ー万物を生み出す生成力・死を司る神・大地の母神
神徳ー延命長寿・縁結び・事業成功
異名ー伊邪那岐命、伊耶那岐命・黄泉津大神・道敷大神
有名神社ー花の窟神社 多賀神社 揖夜神社

名前の由来 交合に誘う女の意味。
「国生み」という大事業を伊邪那岐と行った大地母神。

悲運は火之加具土命を出産から
出産の際に神避る(亡くなる)。

あいたさのあまり伊邪那岐が黄泉の国に訪れるが
伊邪那美のことを醜悪として逃げ去り絶縁となる。

絶縁され、黄泉の国の神とされたためか
延喜式の頃までは伊邪那美を祀る神社は一社だったという。
伊射奈美神社 (穴吹町)

黄泉の国とは根の国と同じで、地下の世界と考えられています。
祝詞においては、罪穢れは根の国に押し流すとしていたり、
悪霊邪鬼の根源ではあるけれど

一方、須佐之男が「母の国」に行きたいと願い
後に住むようになり葦原中国から逃げてきた大国主を匿っている。
黄泉の国とは別世界・霊界をまとめた世界観のようで
柳田國男は「ニライカナイ」のような存在だと推察している。
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いまは、多くの神社で祀られるようになり
時代が過ぎて夫婦神として祀られることが多いようです。
花の窟神社.jpg

花の窟神社でお参りした際は
荘厳でなおかつ、優しさを感じたのを思い出されます。
もしかしたら、夫婦生活を続けられているのは
伊邪那美さまの後押しもあるかもしれれません。


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