祝詞を彩音る 天児屋根命

神道

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天児屋根命 アメノコヤネノミコト
神格ー言霊の神・祝詞の神
神徳ー国家安泰・学業成就・出世開運
異名ー天児屋命・天足別命
有名神社ー春日大社・牧岡神社・

名前の由来は「天上界の小屋家」。
祭祀の場としての建物・小屋の神格化。

 

春日権現

春日大社の第3殿に祀られている。
興福寺との習合においては地蔵菩薩を本地仏としていた。

藤原氏の祖先

藤原氏と天児屋根命(アメノコヤネノミコト)の関係は、
天児屋根命は、中臣氏の祖神として崇拝されており、
中臣鎌足が藤原姓を賜ったことにより、藤原氏の氏神となりました。
藤原氏は、天児屋根命を祖神として尊重し、その子孫であると自認していました。

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岩戸隠れでの祝詞奏上

雄鹿の肩の骨とははかの木で占い(太占)を行い
賢木(さかき)を根ごと掘り起こし、
枝に八尺瓊勾玉と八尺鏡と布帛をかけ、
布刀玉命が御幣として奉げ持ち
天児屋命が祝詞(のりと)を唱えました。

この件は言霊信仰の基となり、
言葉の力を司る神として崇拝されるようになりました。

天児屋根命(アメノコヤネノミコト)の名は
一説にはアメノコトアヤネから来ており
「祝詞を美しく奏上すること」と読みます
現代風に言えば「祝詞を彩音る」とでもいうのでしょうか

 

 

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