天の真中を領する神 天之御中主

神道

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造化三神の筆頭 天之御中主
神格ー天地創世の根源の霊力・宇宙の根源神
神徳ー安産・開運招福・事業成就
異名ー天御中主尊・天之御中主神
有名神社ー秩父神社・箱根元宮・中村神社

天之御中主神は、日本の神話において、
宇宙の中心に存在する至高の神とされています。

この神は、宋史日本伝や日本書紀、古語拾遺、古事記などの
古文書に名前が見られますが、具体的な事跡については記されていません。

最初に高天原に生まれた神として言及されるのみで、
その信仰は平安時代には確認されず、
武士の時代に入ってから道教の北極星や仏教の妙見菩薩と結びつけられるようになりました。

また、伊勢神宮外宮の豊受大御神と同一視されることもあります。
キリスト教の影響を受けて、造化三神の一柱として祀られるようになったとも言われています。
宗教家たちの間では、この神は概念的に最高の神として位置づけられていますが、
それは本質的なエネルギーとは異なるものです。

時代が進むにつれて、信仰の形は人間の感じ方に近づいてきましたが、
天之御中主神は始発の神というよりも、もっと広く、深く、大きなエネルギーを持つ存在です。
過去・未来・すべての次元を含め
神界そのものを司る神と言えるでしょう。

私たちの理解を超えた、宇宙の根源的な力としての神、それが天之御中主神なのです。

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