お菓子の神様 田道間守

神道

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田道間守
神格ー菓子の神・柑橘の祖神
神徳ー菓業発展・招福・無病息災・健康美容・渡航安全・菓子作りの上達
異名ー多遅摩毛理
有名神社ー中嶋神社・吉田神社・

田道間守の物語:

垂仁天皇の命により、
田道間守は非時香菓(ときじくのかくのみ=橘)を求めて常世の国に派遣されました。

しかし、彼が帰還する前に天皇は崩御し
田道間守は非時香菓を持って帰国しましたが、
天皇がすでに亡くなっていることを知り、大后に献上した後、
嘆き悲しみ、天皇の陵で自ら命を絶ちました。

お菓子の祖としての田道間守:

その後、推古天皇の頃に田道間守は菓子の神様として祀られ始めました。
古代の菓子は木の実や果物を天日で干して乾燥させたものであり、
聖武天皇が「橘は菓子の長上、人の好むところ」と言われたことから、
橘が菓子であると考えられるようになりました。
このようにして、橘を日本へ持ち帰った田道間守は
お菓子の神様として祀られるようになったのです。

俗説ですが、「みかんの発祥」も田道間守に由来していると言われています。
橘樹を日本で改良して「みかん」となったと。
*実際には中国由来と考えられるようになりました。

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