淡島神
神格ー医薬の神・お灸の神・女性を助ける神
神徳ー婦人病平癒・病気平癒・女性に関するあらゆること
異名ー淡島明神・婆利塞女(ばりさいじょ)など
有名神社ー淡島神社・宮地嶽神社奥宮恋の宮・八幡山浄光院森巖寺
正体不詳の神
・少彦名神
・国生みの際「蛭子」と同じに流された「淡島」
・住吉明神の后神 住吉神の妃神が婦人病にかかり流されたという
・婆利塞女(ばりさいじょ)
少名彦以外は病気や不完全を理由に
流されたという不幸な話が背景にあります。
その後、婦人病を救う、障りを除いたことなどから神とされています。
江戸時代には腰痛で悩む人のために和尚が祈願したら夢に現れ
指示のとおりに灸をしたら治ったという、その地は世田谷の淡島です。
誰であれ、病気や女性の苦をとる神様として信仰されています。
淡島とは
「島に満たないもの」と解釈することもあり
兵庫県林崎沖にある微小島群と推定されています。
ただ、この神様のことを書いていると
国生みの際に流された「オノコロ島」のことを思い出します。
「オノコロ島」の推定地の淡路島、沼島、絵島、阿波志摩と近くにあり
古くから「淡道」「淡路洲」と書かれていることから
このあたりのことと、推測できます
淡島願人
御師のようなもので、
江戸時代に淡島信仰の根拠地、
和歌山市の加太神社(淡島神社)の
女性に縁の深い神様として、
各地を解いて回わり全国に信仰が広がりました。
現在では、医療や、女性全般の神様として知られています
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