お稲荷さんは狐ではない　宇迦之御魂神

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宇迦之御魂神　ウカノミタマ
神格ー穀物の神・商業の神
神徳ー五穀豊穣・諸産業隆盛・諸芸上達
異名ー倉稲魂命・豊受大神・稲荷神・御倉神・調御倉神
有名神社ー伏見稲荷大社

いなり寿司の「おいなりさん」

江戸時代の天保年間に始まりました。
狐が好物と信じられている「油揚げ」に
「米(稲)」つめた下食(庶民的な食べ物)です。

稲荷神は狐ではない
稲荷神は狐ではなく、狐は眷属であって
誤解を招いている。
秦氏の氏神「田の神」での祭場が
狐塚に祀られたいたからなどの説があります。

稲荷神の名前で知られる
宇迦之御魂神は
日本屈指の人気の神で
個人宅や、会社に神璽をいただき
社を建てている人が大勢います。

江戸では大人気で
東京で街を歩いたり、
商業施設を訪ねたりすると
稲荷社とよく出くわします

狐の神様ではなく眷属の狐は
霊力の高い狐ほど尻尾が大きいとか

神話には須佐之男の子供です。

歳神様とともに須佐之男の子どもと記されています

宇迦之御魂神の登場

稲荷主神としてウカノミタマの名前が文献に登場するのは
室町時代以降のことで、伊勢神宮ではそれより早くから、
内宮では御倉神（みくらのかみ）・外宮では調御倉神（つきのみくらのかみ）との名で
食事を司る神として祀られています。
平安時代には豊受大神と記されていて
「稲の神」と記されていました。

名前の由来

「宇迦」は穀物・食物の意味で、穀物の神である
また「宇迦」は「ウケ」（食物）の古形で、特に稲霊を表し、
「御」は「神秘・神聖」、
「魂」は「霊」で、名義は「稲に宿る神秘な霊」と考えられるます。

伏見稲荷社室町時代までは、山頂にありましたが
室町時代に後花園天皇の勅命で
いまの下社に社を移しました。

伏見稲荷大社の祭神

伏見稲荷は5祭神です。
宇迦之御魂大神（うかのみたまのおおかみ） – 下社（中央座）
佐田彦大神（さたひこのおおかみ）- 中社（北座）
大宮能売大神（おおみやのめのおおかみ） – 上社（南座）
田中大神（たなかのおおかみ） – 下社摂社（最北座）
四大神（しのおおかみ） – 中社摂社（最南座）

近くの産土様は稲荷神ですが
とてもあたたかいエネルギーを感じます。
七五三参りなども行っており
よい年になってから
見守っていただいていたと気が付きました。

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